一枚板テーブル・無垢材の家具 神奈川県海老名市 祭り屋ブログ

一枚板の家具、無垢材家具オーダーメイド。新潟自社工場で製造から販売まで一貫体制。海老名店 

PAPA FRANCESCO

Buongiorno a tutti ~ 皆さん こんにちは~


バチカン市国からイタリア語でPAPA FRANCESCO (フランチェスコローマ法王)が来日されました。今年の日本は、大イベントが続きましたね。新しい年号の令和、天皇陛下即位、ラグビーワールドカップ、そしてローマ法王来日。
吉報だけではありません。台風による天災、数々のショッキングで悲惨な事件が続きニュースで淡々と流れては、二度とあってはいけない!!!恐ろしい事件が再び起こる...大半は子供が犠牲。イタリアのTVで日本の事件が流れイタリアの友人も心配するほど。
徹底的に議論、解決策を探らないと不安は拭い切れないです。

~こちらはイタリア・シチリア島Messinaの丘陵地帯から望む景色~ 
海の先はイタリア本土つまり、ブーツの爪先です。ここから僅か3km先です! かつて ローマ軍が「カルタゴの戦い」に渡ったメッシーナ海峡。シチリア島と本土を結ぶ橋は、今から13年前に日本の企業石川島播磨重工が建設に携わりスタート。完成予定は2015年。しかし2006年建設中止。3年後に政権が代わり建設は再開するが、2013年に再び中止。
現在、完成の兆しは全くなしです。(苦笑)
南の人間は税金のお荷物だ!と南北分断しよう!と願う北のイタリア国民、アフリカやイスラム諸国からの移民難民問題、穴ボコだらけの道路、政治、マフィアの問題でいっぱいのイタリア。(因みにマフィアは、シチリア島のコルレオーネ村が発祥地)
ここメッシーナは夫の生・ま・れ故郷です。そして俳優・アル・パチーノの出身地。


皆様、イタリアの問題どう感じますか?


さて再びお話は、日本へ。
今回の日本訪問で、フランチェスコ法王は長崎・広島での平和への祈り、核兵器のない世界、そして今回一番私にとって関心のある「現代社会に生きる若者の問題」を取り上げられました。


「社会的に孤立し、自分の命や存在の意味を理解できない人が少なくないことに気が付いた。利益や、効率を重視する競争主義が人々を不安にしていると」とご指摘。


子供を持つ母としては、「今の日本は大丈夫かな?」と日々心配しているタイミングで、フランチェスコ法王が来日されました。
バチカンのミサは、イタリアで毎週日曜日の朝、テレビで放送されていたのでよく観ていました。(因みに私は、カトリックではありません。)声を聴くだけで安心するからです。
今回は、82歳のご高齢となったフランチェスコ法王がわざわざ日本に訪問されました。それだけ、日本人に対して強いメッセージがあったからでしょう。


私事ですが、6年前トスカーナにて長男が2013年に誕生しました。
名前はイタリア名で「Francesco」。2013年イタリアでは、長く首相不在が続き、ローマ法王即位の年でした。同じくフランチェスコと名づけました。「困っている人を助け、清貧と平和の思想」をもつ、アッシジの聖フランチェスコにも因んでます。イタリアの守護聖人です。我が子には将来、人を思いやり、困っている人に手を差し伸べることができる大人になってもらいたいです。


今の日本では無関心、無機質な雰囲気が漂っていると思います。温かい心をもって周りに
対して思いやる気持ちを。自分を大切に。そうすればきっと周りの人々もハッピーに!
もう少し大きな声を出してもいいじゃないですか? もう少し、自分を出してもいいじゃないですか? イタリア人のモットーである  Mangiare ,Cantare,  Amore ( 食べて、歌って、愛しましょう) がいいですね ! E Viva !  マンジャーレ、カンターレ アモーレ万歳!

左、夫ジョバンニ、右ダニエッレ(Pizza , ステーキ屋の主人)

Bistecca alla Fiorentina(フィレンツェ風ステーキ) は、炭焼きでシンプルに塩と胡椒とオリーブオイルのみで食べます。


ビステッカだけではありません。
ユニークなことに、1800mmの木の板の上に同じ長さのピザが出てきます(笑)
あまりにもラフで気さくなので、肩の力を抜いて食事を愉しめます~。
問題だらけのイタリアですが、「美味しいワインとビステッカさえあれば問題なし!」と
夫ジョバンニはよく言ってます。彼は現在、通風なのでごくたまにしか愉しめませんが...
(イタリアでワインを呑みすぎてしまいました)
現在夫は、南青山のイタリアレストランにいます。本格的なピッツァナポリターノを愉しめます。カジュアルで、イタリアの旅先にいる雰囲気です~。是非♡
IL PACIOCCONE CASEIFICIO - イル・パチョッコーネ・カゼイフィーチョ 

是非、陽気なイタリア人を想像しながら、ご家族団欒にふさわしいダイニングテーブルを!


http://www.maturiya.co.jp/fs/kagu/E185


Buona giornata ~(良い一日を)

文化の日

Buongiorno ~


秋の穏やかな日差しにあたるだけで幸せな気分になります。
さて、私にとって心の栄養剤として不可欠な「美術鑑賞」をしました。大好きな女性日本画家・秋野不矩展。ギャラリーで勤めていた時から気になっていた画家です。

明治41年 現在の浜松市天竜区二俣町に生まれ、19歳で石井林響、西山翠章に師事。
28歳で文展で受賞。6人の子供を抱えながら戦後間もなく、新しい日本画の創造を目指して「創画会」の結成に参加すると古い作風から脱却し、西洋絵画の特質を取り入れるなどして、人物画に新境地を開拓しました。50歳で離婚。
今から57年前、54歳の時に、大学の客員教授としてインドに滞在して以来、インドに魅せられ、晩年近くまでインドを訪れては、現地の材料を使った素朴な人々の生活風景・自然・水牛・広大な黄色の大地、人々の逞しい表情、聖なる寺院を描きました。
アフガニスタン、ネパール、カンボジア、アフリカにも旅行し91歳で文化勲章を受章し、
2001年 93歳で亡くなるまで絵筆をとり続けました。


印象的だったのは、写真に収めることはできませんでしたが、「女神ヤクシニ」1980年 紙本。
聖なる樹の元にヤクシャが宿ると言われ、豊穣のシンボル。
日本画の特徴である岩絵の具にガラスの粉を混ぜ、厚塗りのザラっとした色鮮やかな赤、青、黄色が特徴的でした。
普通は、保存の関係上アクリル越しに観るのですが、殆どアクリルなしで素のままで観ることができ、本来の画伯の筆のタッチなどをうかがえることができました。


心もリフレッシュ♪
コンピュータ漬けの👀が生き帰った気分です。
心に響く「本物」は必要です。

http://www.maturiya.co.jp/fs/kagu/stools/st066


いつか、藤森照信氏の設計した「浜松市秋野不矩美術館」へ訪れたいです。
鉄平石の屋根と木と土の素朴で温かみのある美術館は、靴を脱いで座って鑑賞することができるそうです。茶室も個性的でお勧めの美術館です。トルコのトロイ遺跡にある「トロイの木馬」みたい~




Buona giornata ~(良い一日を) ♪

欅 ケヤキ 材 ドア

Buongiorno 


日本列島に甚大な被害をもたらした台風19号から一週間経ちました。


被災に遭ってしまった方々の「普通の生活」に戻るには、どれだけの体力と精神力が必要なのか....  
テクノロジーが発達した現代に於いて人間は自然の力にはまだ到底敵わないと...とても考えさせられます。
 今から35年前に祭り屋創業者の情熱で作り上げた渾身の作品・無垢材をふんだんに使った建物である「原木家具 祭り屋 海老名店」は、幸運にも無事でした。

店の入り口である欅 ケヤキ材のドアは35年間、幾度の強風にも耐えてきました。

内側は、オイル仕上げ。色・杢目には、美しい自然のリズムを感じます。

ドア 内寸 2000×550×厚み90mm、
外寸 2750×900×厚み90mm


耐久性のある一枚板のドア制作にご興味のある方は、こちらへ


http://www.maturiya.co.jp/fs/kagu/c/door/



見積りは無料です。
お気軽にお問合せくださいませ。


Buona giornata (良い一日を)